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パラディン オーダー: イサリアの盾




信仰, 義務, 正義(慈悲?)


パラディン教団、あるいは「イサリアの盾」か単に「オーダー」として多く知られているこの勢力は、エデン・コアと罪なき入植者たちを守るのが自分たちの神聖な義務であると信じています。

オーダーにとってエデン・コアは創造者の聖なる欠片であり、これを創造者の聖断を実行するための聖遺物と見做しているようです。そのため、フリーランスのパイロットをイニシエイト(新入者)として雇用し、教団のふるまいや目的を教えては創造者の名の下に奉仕の誓いを立てさせています。そのうち価値が見いだされると、これらのパイロット達は外部で創造主の神聖な意思を実現するためオーダーの持つ全ての技術と資源に触れる事が許されるようになります。 その中でも特に創造主への奉仕に熱心であり、戦いの中でも技術が優れているのを証明できた者たちはパイロットのエリート教団、ホーリーパラディンの為の候補生となります。 候補生たちは精神と肉体への長きに渡る試練に試練を重ねることになります。その中でも特に価値があると証明できた者には尊ばれるホーリーパラディンの称号が授与されますが、この称号を得るには教義に盲従するだけでは不十分のようです。 オーダーは候補生たちを近くで監視し、ホーリーパラディンの位への昇格に必要な基準を隠して判断しているとされています。ホーリーパラディンたちはオーダーの全面的支援を受けており、これには従者である戦闘支援要員やメック、パラディン型ウォーロード級メックのための追加の戦闘プロトコルのファームウェアも含まれています。 望むときに自由に行き来することはできますが、所属するパイロットたちはあらゆる物事に優先して創造主のためにオーダーの掲げる価値と誓約を守り続けなければなりません。



他勢力からの評価


シンジケートはオーダーを主に2つの理由で問題とみなしています。一つは、イグニションコアの限られた産出量の管理を巡って彼らと競合していることです。 もう一つは、周辺住民への政治的影響力と軍事力の面においてシンジケートのライバルとなりうる唯一の組織がオーダーであるという事です。 これらによって、オーダーとシンジケートは互いに表立った紛争を望まないまま影の中の戦いへと至りました。 いずれにせよ両勢力間の紛争は増加する一方であり、地平線上での開戦も時間の問題だと考えられます。


オーダーはイサリアのバランス維持に努めようとする組織としてワルキューレに認識されており、設定されたパラメータ範囲内に限りオーダーを野放しにしています。 大抵の場合、オーダーとその作戦内容については気にも留めていませんが、エデンコアに対する不均衡や混乱を引き起こした場合にワルキューレは軍事行動の必要性を見出すことがあります。 いずれにせよ、そのような場合に取る行動は常に迅速かつシビアであり、ワルキューレはエデンコアへのあらゆる危害を許容していないと言われています。


インサージェンシーはエデンコアの神聖さとその創造主との関係性についてオーダーと同じ信念を抱いていますが、ワルキューレのシンス(人造人間)に対する寛容さについては根深い軽蔑を抱いています。加えて、シンジケートが限られたイグニションコアの生産量に対して明らかに手を広げ過ぎている一方でオーダーが反応として未だに全力動員による対抗をしていないことから外交的アプローチがあまりに寛大であると問題視しています。


著者クレジット:William Neill, Terrance Mobley. 2021

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